昔は家も車も、とにかく「購入」する傾向が強かった時代ですね。
いわゆる「マイホーム・マイカー」がステータスの時代でした。
しかしバブル崩壊後、収入や貯蓄額はだんだん減っていく一方になっています。
そうなってくると「買う」ことによって発生してくる維持費が重荷になってきて、それに加え少子高齢化もあって、住宅や車の購入率はだんだん減っていく一方になりました。
そこで「あえて買わない」メリットを挙げて、本当に必要なのかどうかを見ていきたいと思います。
車を「買わない」ことのメリット
車を持っていれば、「いつでも・好きな時に・好きな時間」使うことが出来ます。
雨の日でも車があれば雨風を防ぐこともできる、とても便利な乗り物ですね。
しかし、車を所有しているということはその維持費のコストがかかります。
車本体の代金以外に、「駐車場・任意保険・自動車税・車検」という維持費がかかってきます。(4大維持費とでもいいましょうか(笑))
しかもこの4大維持費は『持っているだけ』でかかってきます。
ではこの維持費はだいたいどのぐらいかかってくるのでしょうか?
ざっくりとした計算ですが、だいたい月額2万~3万前後ぐらいですね。 (駐車場代・任意保険代は場所や条件によって値段が変わってきますので値段が変動します)
この維持費に加え、車の本体代(キャッシュ一括 or ローン)がかかってきます。
車の本体代はその代金を払い終われば済みますが、維持費においては「永遠」に払っていかなければならないのです。
車本体代もそうですが4大維持費を払うのが「痛い」という人は、「あえて買わず」周りの公共交通機関(電車・バスなど)を利用することで、特に都会に住んでる人は車がなくても暮らせるのではないでしょうか。
車を購入した場合、4大維持費と新車購入と合わせると月々3.5~5万前後だとします。
車に乗る頻度が週末のスーパーの買い物、月一回の通院、あとイレギュラーな用事などで月平均10回あたりとします。
そうすると車1回の乗車料金は3,500円~5,000円あたりになります。
はたしてこの乗車料金は普段の生活上、割に合う値段ですか?
地方ならともかく、数分ごとに電車が来る交通がある程度発達した都市に住んでいれば、車がなくても大丈夫だと思います。
ネットスーパーを利用する
例えば、スーパーの買い物だったら「ネットスーパー」を利用すれば、送料300円~400円で済みます。
ネットスーパーは住まいの近隣店舗より自宅にお届けするサービスを展開していますので、外出することなく即日・時間帯も選べて都合のいい時間帯に配送してもらえます。
このサービスを利用すれば車の必要があまり要らなくなるでしょう。
デリバリー
今やデリバリーはだんだん浸透していきそうな雰囲気にありますね。
とくにコロナの影響でその浸透ぶりはますます増えていきそうです。
デリバリーサービスを利用すれば、車を所有していなくても商品を買うことが出来ます。
それでは話題になったフードデリバリーサービスを取り上げます。
今や街中でよく見かけるようになりましたね。
スマホのアプリで注文した食事や商品をすぐにデリバリーしてもらえるサービスですね。
料金体系は『飲食代+サービス料10%+送料(配送手数料)』になってます。
例えば松屋の牛丼を注文すると、店内では380円ですが、ウーバーイーツなら500円です。
この値段設定は店はウーバーイーツに手数料を払っているからなんですね。
他にも飲食店によって手数料のばらつきはあるものの、だいたい平均して店舗よりも30%増しの料金になります。
平均30%増しは、料理を持ってきてくれる配達員の給料分に、ウーバーイーツ業者の儲けが含まれていると思います(っていうか、そうでしょう^^)
でも、手数料が安い店舗もあります。
・ローソン(手数料0%)
・スターバックス(手数料0%)
・ケンタッキー(手数料0%)
・マクドナルド(手数料8%)
(一部の商品は手数料がもう少し高いのもあります)
まとめ
ネットスーパーやデリバリーは、「あえて」車を買わなくても買い物を可能にすることがでるシステムですね。
あと、車を「買わない」手段を取った生活の中で車に乗りたい時は、レンタカーの方法があります。
レンタカーはニコニコレンタカーなどがあり、格安でレンタルできます。
半日(12時間)であれば、2500円前後からレンタルできます。
これからの時代、特に都心に在住でしたら維持費のかかる車の所有はせずに、レンタカーや公共交通機関・電動自転車などの移動手段を使うようになっていく流れになるかもしれないですね。
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