やってはいけない!クレジットカードの扱い方

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持っていたら何かと便利なクレジットカード。

財布の中にお金がなくても、クレジットカードを出せば買い物が出来てしまう。

しかし、そんな便利なものであればあるほど、気を付けなければいけないことが色々ありますよね。

・買い物をしていくうちに金銭感覚が希薄になってしまう

・「リボ払い」で利息が増え返済金額が多くなってしまう

・カードを不正利用されてしまうのでは・・

「何かと便利なクレジットカードを使う」とは、金銭感覚やセキュリティー意識をある程度持っていなければいけません。

それではその金銭感覚が希薄になったり、不正利用された時にどう対処すればいいのかをご紹介しますね。

 

金銭感覚が希薄になっていく

クレジットカードで買い物をしていくうちに、自分の気づかないところで買い物の回数が増えたり、使った金額がだんだん把握出来なくなっていく恐れがあります。

クレジットカード利用は、後日請求される「借金」です。

その時は色々物品を買えても、支払いを先送りにされているだけなんです。

引き落としが完了するまで、物品の所有権もカード会社になります。

なので、金銭感覚が希薄にならないためにweb利用明細でしっかりチェックをしましょう。

その時なるべく反映されるのが早いweb明細がいいですね。

これだと買い物のたびにいつでもweb明細でチェックし、「回数が多くないか?」「ムダな買い物をしていないか?」などのお金の管理がしやすくなります。

お金の管理がやりやすくなるということは、節約にも役立ちますね。

 

あと利用明細をチェックするのは、もう一つ大事なことが確認できるのです。

それは・・・『不正利用されているか、されていないか』の確認が出来るということです。

不正利用とまでいかなくても、何かのweb操作の手違いで入会した見覚えがないサービスで、ある月日の明細を見てみると「○○会費」という名目で支払っていることになっていたりするので(筆者の経験談)、そういう意味でも毎月のweb利用明細でチェックするのはとても大事なことだと思います。

 

リボ払い

まず、この「リボ払い」は絶対に手を出してはいけない高金利システムです。

金利も15%とかなり高いです。(消費者金融と同じぐらいの金利です)

それにも関わらずお店側はこのリボ払いを勧めてきます。

なぜ勧めてくるのか・・それは・・

「カード会社が儲かる」からなんですよね。

 

リボ払いの一例を挙げますと↓

<利用額10万円、金利15%、一括払いの場合

1回目の支払額:10万円

支払回数:1回

手数料:なし

 

<利用額10万円、金利15%、毎月返済額1万円の場合

1回目の支払額:1万円

支払回数:11回

手数料:計7,497円(15%金利)

見比べてみると、「一括払い」と「分割払い」とでは『手数料』の差が出てきますね。

では、この手数料はどのような計算で出てくるのでしょうか。

(ざっと簡単に計算してみました・・)↓

計算表を見てみると、11回目の支払いで終えることができます。

※表の月々1.25%というのは、金利=年利(年間利率)15%に対しての1ケ月の割合です。「15%÷12ケ月=1.25%」                なので元金から利息分1.25%が毎月かけられます。            ちなみに「金利と年利」は同じ意味です。

では、もっと金額が高い場合にリボ払いをすると・・・それは言うまでもありませんね。

利用額(元金)に対して支払回数も増る → 支払回数が増るとそれだけ利息分が乗っかってきますね。

ポイントは、元金が多ければ同じ金利15%でも利息分や支払回数が増えて、払い終えるまでにどれだけの利息を負担しているか・・っていうことですよね。

リボ払いは毎月一定金額の返済システムなので、自分が『今いくら残高が残っているのか?』の認識がマヒしてしまう傾向があるということです。

 

カード裏面に署名(サイン)しない

クレジットカードの裏面に自分の名前をサインしている人はどれだけいるでしょうか。

「あとでサインをするつもりが、いつの間にか忘れていた」

「別にサインしなくても落とさない限り問題ないでしょ」

「なんだか面倒くさい」

このような認識でサインしない人が多いのではないでしょうか。             (筆者もある時までこのような感覚でした)

では、カード裏面にサインしないことによる不利益には、どのようなことがあるでしょうか。

不正利用されかねない

クレジットカードをどこかで無くしてしまった場合、拾った人が善意な人であればいいのですが、でも・・悪意のある人が拾った場合、裏面の空欄にそのままサインをすればそのまま使い放題になってしまいます!

サインがないカードが不正利用された場合、カード契約した本人が支払わなければならないこともあります。

紛失・盗難にあった場合

紛失・盗難にあった場合も、サインがないと補償の対象にならないことがあります。

カード会社の利用規約にも『裏面に署名がなければ補償対象とならないと記載されているので、必ず裏面にサインをして下さい。

きちんと裏面にサインがしてあるにもかかわらず(その他様々な規約内容に違反していないことが前提)「不正利用や紛失・盗難」にあった場合、不正利用されてから60日以内(この補償期間のカード会社が多い)であれば、補償対象になる可能性が高いです。

不正利用されないために

それはズバリ「web明細を毎月チェックする」ことです。(前項でも説明した通りですが)

やはり定期的に明細をチェックする以外ないのではないかと思います。

仮に不正利用されたとして、多額の利用額なら気づきやすいですが、少額の利用額ならweb明細を見ないとなかなか分かりづらいのではないでしょか。

少額で不正利用されていてそれに気づかないで60日を過ぎてしまったら、補償の対象外になってしまいます。

なので、やはり何においても 毎月のweb明細をチェック 徹底することをおすすめします。

 

まとめ

クレジットカードは非常に便利なツールですが、その反面しっかりと管理をしないと大きな被害を受けることにもなりかねないです。

「金銭感覚の希薄」「不正利用」は普段の明細チェックの習慣で気づけることができます。

普段そんなに意識しないでいた利用明細チェックが、いかに大事なことであるかは分かっていただけたかと思います。

お店側がすすめてくる「リボ払い」も仕組みを理解している上で利用するのか/しないのかを考えて下さい。

何も考えずに勧められるままに払っていると、実は損をしているかもしれません。